本屋で時間術本を眺めて
時間のクオリティを高めたいと思い、本屋に行って時間術に関連する本をパラパラめくってみました。するとやはり、共通して説かれてることや通底する考えみたいなものがあったので、自分の経験や考えと合わせてメモ代わりにざっと書いていこうと思います。具体的なメソッドのたいていは、多くの方がもはや当たり前に知っていることではないかという気がします。
自分の時間観についてはこちら↓
nakanttimespace.hatenablog.com
フレーム(可処分時間を増やすか、クオリティを上げる)
時間術の本を眺めていると、様々なメソッドがあるなと思いましたが、同時にどれもが2つの方向性のいずれか、ないしは、両方を目指したものであるなとも思いました。それは「可処分時間を増やす」か「時間の過ごし方のクオリティを上げるか」です。
これは、よく考えれば当たり前のことで、基本的には自由に使える時間はたくさんあった方が良いですし、同じ時間を過ごすにしても辛いことよりも楽しいことをしたいというのが自然だろうと思います。
この2つの方向性さえ意識できていれば、下記のような時間術本で述べられている具体的な方法を教えられなくても、自分の生活を振り返るだけで改善していく手立てを発見していくことができるのではないかと思います。
仕事系
シングルタスク
マルチタスク状態だと、集中力を一つの事柄に注ぐことができず、結局並行して実施しているタスクのどれもが中途半端になってしまいます。シングルタスク状態であれば、集中力を一つの事柄に注ぐことができ、その分集中力の質も高まって生産性が向上します。
あらかじめ段取りをつけておく
とりわけ大きなタスクに取りかかろうとする際に、何も考えずに手をつけてしまうと、あらぬ方向に進んでしまったり、ステップごとに都度次のステップを考えなければならず生産性が落ちかねません。ですので、タスクに取りかかる前に、あらかじめ必要なステップと必要な労力、時間を洗い出しておき段取りをつけておくことが大切になると思います。この事前準備では考える力が求められますが、一旦段取りをつけてタスクを開始してしまえば、あとはほとんど単純作業にしてしまえるのが良いところです。
自動化
人手を介さず、機械的に処理できるものは自動化をしてしまえば、それまでそのタスクにかけていた時間が丸ごと浮いてしまい非常に効果的なので積極的に意識したいです。
生活系
睡眠
やはり睡眠の質を向上させることは、健康や集中力という観点から大切です。
運動
睡眠と同様の観点から適度な運動が大切です。
食事
睡眠と同様の観点から栄養バランスのとれた食事を適量摂るのが大切です。
全般
もやもやは書き出す
悩んでいることやもやもやすることがある場合は、紙などに書き出してしまうと思考が整理されたり、悩みやもやもやが意外と小さかったものであることに気づくことができます。また、頭の中に悩みやもやもやがある状態だと、思考がそれらに持っていかれマルチタスク状態になりかねないので、タスクを頭の外へ出すという意味でも書き出しは有効です。
適度に休む
タスクをこなしてばかりでは脳が疲労してきてしまうので、リラックスタイムを設けることが大切です。昼寝や散歩など、あまり脳を使わないアクティビティが良いかと思います。